【個人目標】
大目標(目的):お客さんや利用者にいいと思ってもらえる「いい」製品・サービスをつくりたい。つくる支援をしたい。中目標:まだまだ距離がある「デザイン」と「システム」、あるいは「利用者」と「開発者」の橋渡しをやっていきたい。
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性格検査といっても、MBTIは人の性格を分類するための診断ツールではありません。性格の良し悪し、能力の高い低いを測定するものではなく、選抜や選別、評価の場面で利用することは堅く禁じられています。 MBTIでは検査の結果をあくまできっかけとして使い、ご本人がワークショップを通じて自分のタイプを検証する過程で自己洞察を深めていくことを重視しています。ですから「受検してレポートだけ受け取って終わり」ということはできません。必ずWeb受検の後に、MBTI認定ユーザーと対面でのフィードバックが必要です。 ※Web上で簡単に受検できるようになっているものは(アルファベット4文字で分類する性格診断)、この構造が破綻しており、正規のものではありません。同様の「結果だけ」を得るのであれば、「16類型 性格診断」あたりのワードで検索すると結果が得られるサイトが出てきます。しかし、それは本来的ではないとのことです。
30代に突入いたしました。
言葉より実体でお祝いの気持ちを表したい方がいらっしゃるかもしれませんので、あさましいリンクを貼っておきますね!
「エクスペリエンスアーキテクト」という肩書で、府中の会社でお仕事させていただいております。
早く肩書に仕事内容が追いつくように頑張ります。
5年と1ヶ月勤めた会社を、本日退職しました。
なんだかんだ言って、色々試行錯誤して一つのモジュールを作り上げさせてもらえた環境に感謝しています。テストだけ…実装だけ…といったことにならず、自分が設計したものを、自分でツケを払う。チームでカバーしてもらう。カバーする。そういったことが体験できる、そんな職場だったと思っています。
たぶん、12月に開催されるDevLOVE2012でいただいた自分の枠でお話すると思うのでw、かいつまんで説明したい。
あの時、IT勉強会に行かなかったら、きっと転職するということが頭に浮かばなかった。あの時、コミュニティ運営に携わらなかったら、きっと学び続けることを辞めていた。あの時、コミュニティを立ち上げなかったら、きっと今、失敗が怖くて転職活動を辞めていた。あの時、ふとアウェイな勉強会に行かなかったら、次の職場をちゃんと見つけられなかった。
振り返ると、とても細くしなやかな糸で、自分は繋がってきたんだと感じた。私の転職プロセスは、他の人の参考にならないと思う。そのくらい、細い。
初めてHCD/UCD(人間中心デザイン/ユーザー中心デザイン)に触れたのは、DevLOVEのDluidのワークショップだった。あそこで知り合った人は今も繋がっている人が多い。興味の方向はバラバラだったのに、たまに交わる。もっと濃く交わる。いろんな関係性があると思う。
そこで興味を持って、産技大の人間中心デザインを受講した。その頃の風景をみると、自分がもっと痩せてたり… ここでの学びはとても大きかった。
もっと実践的に学ぼう、ということで、hcdvalueというコミュニティを当時の履修生と一緒に立ち上げた。なんだかんだで、色々な情報交換ができる仲間ができたんだと思う。
ふと、hcdvalue以外の話を聞きたくなって、Silverlightを囲む会#4に行った。UXをいろんな角度からみることができるんだな、と当時はとても勉強になった。
これらは別に、未来が見えていて行動した訳じゃない。転職したくてコミュニティ活動や勉強会に参加してるんじゃない。楽しくてやってる。ただ、楽しくてやった結果が、振り返ると繋がっている。
そしてそして。実は私は、自分のことだけを考えてたらいかんのです。自分には大事な娘が居りまして、再来年には小学校になるわけです。それまでに、何とか落ち着けないといけないわけです。。。
そんなわけで、30歳になるちょっと前のこのタイミングで、転職をすることにしました。仕事するにしても、体力勝負(だけ)ではなく、頭を使う仕事をしないと、この先厳しくなるのが目に見えているので…
これまではエンジニアとしてしか働いていませんでしたが、これからはUXデザインとエンジニアリングをちゃんと結びつけるような仕事がしたい!と色々探しておりました。そんな中で、とても希望と合致する企業さんが見つかったので、そちらで働かせていただくことになりました。
どんな仕事をするかは、まだ未定ですが、ワクワクしますね!
書き出したらキリがないですねw
次の職場は、来週からの予定です。まだまだみなさんにはお世話になると思います。よろしくお願いいたします。
ちょっと長文になってしまいそうだけど、2011年のまとめ、そして2012年の抱負を述べたいと思います。
UCD/HCD/人間中心設計/UXD…など呼び方は様々ですが、その学びが始まった年でした。2010年9月~2011年2月にあった、産業技術大学院大学の社会人向け履修証明プログラム「人間中心デザイン」を受講し、履修証明を修了することができました。(公的なものとして履歴書に書けるという意味合いです)
プログラマ/ソフトウェアエンジニアとしてモヤモヤしていた気持ちから受講を決めたのですが、結果的に現在の自分の中でとても重要なものとなっています。作るモノに対する姿勢が変わったというか、何故これを作るんだろう、というのを意識的/無意識的に関わらず考えるようになりました。
まだ、仕事には直接的にフィードバックできていないのが自分でも悔しいのですが、間接的にはその根幹の考え方というか、思想が資料作成やらでとても役立っています。
上記の履修証明プログラム2010年度履修生を中心に、HCDに興味がある人を誘い、hcdvalueというコミュニティを立ち上げました。(2011年2月) 割とのんびりと気長にやっていくつもりでしたが、色々ありまして、結果的に外部に発表する機会が増えた形になりました。
・(2011年4月~5月) TOYOTAソーシャルアプリアワード応募ワークショップ
・(2011年6月~12月) UX白書翻訳プロジェクト
・(2011年7月~) ISO9241-210読書会(内部のみ)
・(2011年12月~) 東京スマートフォンAPPアワード応募ワークショップ
新横浜ユーザビリティ研究会@横浜デジタルアーツを皮切りに、ヒューマンインタフェースシンポジウム@仙台国際フォーラム、情報デザインフォーラム@千葉工大、HCD-net研究発表会@文京シビックホールなどで発表させていただきました。
UX白書に関しては、正式な日本語訳として採用され、公式にリンクを貼ってもらえました。(黒須先生を中心としたHCDnet理事の方々のサポートのおかげです。
外部に発表することで、自分達の立ち位置みたいなのがちょっと分かってきたので、これからも発表するかもしれませんが、ペースは要相談かと思います。本業をしつつコミュニティでやるといった形だと、1年に何回も発表する、というのは現実的ではない気がします。エイヤッと進めた部分が多いという反省です。(スピードだと本職の学生・教員の方々には劣るし、質だと企業の事例の方が身があるし、ちょっと中途半端感がある)
学際的な分野に手を出しているコミュニティってのもなかなか珍しい気がするし、面白いなぁとは思っているのですが、コンセプトは「現場で使えるHCD」なので、もう少し座談会的なものをやってみたいなーとか考えている今日この頃です。
2010年10月から裏方として参加しているDevLOVEですが、今年は反省が多かったです。5月のHangarFlight SpringBombではhcdvalueとして発表したり、その前日にはHangarTalksとして自身のストーリーを語ったり、12月のHangarFlight SnowBarrageではWarlockReportさんと脇阪さんにお話をお願いしていたりしましたが、その裏で何本も企画を潰しているので、個人的にはうーんという感じです。
個人的には、プログラマの視点から見たHCD/UXDという意味合いで案を出すことが多いのですが、ソレに対する腹落ちをしたのが11月末くらいだったので、どうにもノリきれていなかった、と考えています。
今はそれなりに腹落ち感があるので、ズババ~ッと企画してドスンと開催したいなぁと考えています。
実家が宮城で、2010年に離婚したこともあって娘を実家に預けていたことから、3月11日の震災はとても大きな分岐点になりました。幸い実家の被害もなく、親戚・家族・友人は皆無事だったのですが、東京でとても歯がゆい思いをしました。
比較的被害が少ない地域の実家に居ても、震災の爪あとは感じます。地盤が緩んでボロボロになった地面。4月の大きめの余震の話、あまり報道されていない9月の台風の被害。宮城にいないと入らない情報もあり、自分は何をできるのか、何をすればいいのかを考えたりしていました。知り合いのうーん…といった話などを聞くにつけ、人々のつながりといったものの大事さ、何を考えて暮らしてきたかが、こういった危機に出てくるということ、そういった当たり前だと思って視ていなかったものが、見えた1年でした。
今年も、アウェイのコミュニティにお邪魔したりしました。1月には情報デザイン研究会の新年会に何故か混ざりに行ったり、デブサミに参加したり、DSSTに参加したり(これはホームに近かったけど)、metaconに行ってみたり、Silverlightを囲む会に行ってみたり、静岡インフォグラフィックスのワークショップに行ってみたり、名古屋のサービスデザインのワークショップに参加してみたりしました。
たまに自分は病気なんじゃないか、と思うことがあるんですが、「ホーム」と認識したところにずっと居るのがとても不安になるみたいです。こうやってる間に見落としているものがあるんじゃないか、という感覚に近いです。というわけで、様々な研究会やワークショップにお邪魔していました。
なかでも、静岡のインフォグラフィックスのワークショップは、とても勉強になったので、感じたことを書いておきたいと思います。
私の入ったチームでは、静岡市で多数開催されている模型・ホビー系イベントを一覧できるようなインフォグラフィックスを作ろう、という目的でした。そこで、現在のプラモデルが何故静岡市で栄えているか、を調査したところ、その起源が徳川家康時代にまで遡ることが分かりました。木材加工の職人が多数存在し、その中で木製模型を製作し、それが戦後に帆船制作へ、そしてプラスチックの輸入から、現在へつながっている、ということです。
そこには、明らかな不連続点があるように思います。突然徳川家康に連れてこさせられた、建物を作るのではなくなった、木製の模型をつくる、戦闘機は制作できない、プラスチック材がやってきた…そんな不連続点が、何個もあったのではないでしょうか。
それらの不連続点は、一つにはある個人の想いで超えていったものがあると思います。生活のために必死だったり、捨てきれない夢だったり。そういった、ある個人の強烈な想いが、不連続点を乗り越えるために必要なのではないか、と思うようになりました。
もう一つ、コミュニティも重要な要素としてあると考えます。先の例で言えば「静岡模型教材協同組合」などといった、生産者のつながりが、お互いの切磋琢磨やサポートを促しているように感じました。
つまり、今までもやもやしてきた、歴史・情熱・コミュニティといったものが、うまく繋がり、自分の中で腹落ちしたワークショップでした。
(あとで書く)
・UXDの実践を進める
・社会心理学を自学自習する
・Androidアプリ/iPhoneアプリを1本ずつ作る