この記事はDevLOVE AdventCalendar 2014 「越境」の86日目の記事です。

2011年の4tate2012年のProfessional2013年の現場に続き、今年 で4年連続のトップバッターをやりました。毎年30〜60人を巻き込む悪役をやってる感じです。これはよくないと思って、2回目をやる次第です。



自己紹介(再掲

  • 名前:「ちゃちゃき」と名乗っています。
  • 職種:エンジニアですが「エクスペリエンスアーキテクト」と名乗って、ユーザー体験とプログラミングのコードをどうやって結びつけるかを毎日悩みながら仕事しています。仕事以外では、DevLOVEの他、hcdvalueやピク活IT、DevLOVE仙台、UX仙台などのコミュニティ裏方をやっています。その関係で知った人の中には、私をエンジニアだと認識してない方もいると思います。(良いか悪いかは分かりません)
  • 越境につながるような経歴:今年2014年8月、ギルドワークスという会社に入社しました。それまでは東京・神奈川でエンジニアとして仕事をしていましたが、現在は宮城でリモートワークで仕事をしています。そういう意味で、会社としての越境と地域としての越境をした年になります。

一番の下手くそでいるための越境

宣伝ですが、3月7-8日(土日)に宮城で開催される「日本デジタルゲーム学会」の2014年次総会で、HDIfesというゲーム業界とのコラボ勉強会(community of communities)の話をしてきます。たぶん10分だけw

学会っぽいものに参加するのは、これが初めてではありません。最初はHCDNetの研究発表会、その次にヒューマンインタフェース学会に参加しています。これは別に自分や自分が参加しているコミュニティを権威付けしようというモチベーションではありません。どちらかというと、自分がいかにできない人間なのか、一番下手くそなのかを知るためのものです。



「情熱プログラマー」という名著があります。その一節に「一番の下手くそでいよう」という言葉があります。一番の下手くそでいるためには、素晴らしい人の中に飛び込む必要があります。そして、そんな方々と接していることで、いつの間にか自分の技量が上達していることがあります。私にとって、自分の発表の場をつくるのは、こういった意図であることが多いです。

さらに、自分の言葉がすぐに通用する相手だけがいるところでは、説明がうまくなることはありません。自分の言葉の意味をちゃんと説明しないといけない異分野の人に向けて、一番の下手くその立場で、その方々の分野を勉強しながら話す必要があります。

これをやるための、私にとっての一番の方法が、学会のような様式で発表することで、もちろんそれが万人に通用するかはわかりません。だけど、一番の下手くそであることが、私の越境のモチベーションなのです。


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