この記事は「UXとかHCDとかその辺りの何かをひとりで黙々とまとめる Advent Calendar 2013」の12日目の記事です。11日目は「デザイン思考の方法論についてまとめてみる(2周目1/5)」でした。
10日目からは2周目としてちょっと視点を変えて「デザイン思考」について考えています。
今回は5stepの2step目として「問題定義(Define)」について掘り下げようと思います。
10日目からは2周目としてちょっと視点を変えて「デザイン思考」について考えています。
今回は5stepの2step目として「問題定義(Define)」について掘り下げようと思います。
このstepでは1つ前の共感stepで得た情報を元に、情報を整理し、意味付けと問題定義をすることとしています。デザイン思考研究所の「デザイン思考 5つのステップ」をみると「着眼点(Point of View)」を得ることがゴールとされています。
ここはワークショップなどでは予見・既に与えられた物(例えば、「サイフをつくる」など)として与えられることも多く、まだブラックボックスなところが多いのかなーと感じています。
デザイン思考研究所の「デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド 」で言うと、以下がおそらく方法論として該当すると考えます。
ここはワークショップなどでは予見・既に与えられた物(例えば、「サイフをつくる」など)として与えられることも多く、まだブラックボックスなところが多いのかなーと感じています。
デザイン思考研究所の「デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド 」で言うと、以下がおそらく方法論として該当すると考えます。
- 物語の共有と把握
- 共感マップ
- ジャーニーマップ
- 空想キャラクター作成
- 2x2マトリックス
- 「なぜ?」と「どのように?」のはしごツリー
- 着眼点の求人広告
- クリティカル・リーディング・チェックリスト
正直に言うと、デザイン思考における問題定義よりも、人間中心デザインのユーザーの要求事項の明示 の方が精緻な気がします。 方法論まとめていて、それがアイデアなのか分析結果なのか、不明瞭な点が気になりました。(これは人間中心デザインでも共通ですが)例えばジャーニーマップでも、As-Isの現状を描けば分析、To-Beの未来シナリオを描けば発想になるかと思います。そういった区分けが必要な時も、不必要な時もあるように思います。
それが悪いというわけではなく、ユーザーに聞いたこと(事実)、自分が考えたこと(分析)、共創によるアイデア(発想)が一緒になっているなーという印象です。私はそれを分けるということでより本質に迫れるという考え方なので、その辺りがモヤモヤするところなのかな、と感じています。
本日はこの辺りで。次は「創造(Ideate)」です。
本日はこの辺りで。次は「創造(Ideate)」です。
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