CEATECに参加してきました。
twitterでの自分の発言は id:cha-cha-ki:20091009:ceatectweet にまとめました。うわ、id記法とか久しぶりに使った。
仕事用以外で、気になったワードを小見出しにして書いていきます。
今回のテーマは何だろう
私的な感想ですが、今回のCEATECのテーマは、「エコ」と「仮想と現実の間」だったかなぁと思います。
- 「AR(拡張現実)」(セカイカメラなどの付加情報として現実に拡張するもの)
- 「バーチャルリアリティ」(ボーカロイドなどの仮想的な世界のものを現実化するもの)
- 「3Dテレビ」(よりリアリティを追求した結果としての3Dテレビ)
エコ
一番分かりやすかったのは、ソニーと日立のテレビの省エネ技術でしたでしょうか。
「人間がテレビを見ていないことを検知して電源オフすることで省エネしましょう」というシンプルな発想です。
すごくエコエコしてました。
しかし、家族などに話をしてもウケが悪いんですよね。検知されないように動きたいとか、結局は「ながら見」したいとか。
パナソニックの白物家電側も直接的なエコでしたね。
こちらは、家庭内直流送電で効率的な送電をしたりなどの技術要素に加えて、それを監視する技術もつけていました。
人間って本質的には無駄遣いしたい生き物だと感じているので、機器や装置で無駄を判別してアラートをあげる意味は大きいんだと思います。
以下、個人的な感想。
家電は冷蔵庫などの白物家電のような「必要最小限のエネルギーで物質的な満足を得る」家電と、
テレビや携帯音楽プレーヤーなどのAV家電のような「ある程度エネルギーを使って、精神的な満足を得る」家電は分かれていくんじゃないかなぁと思います。
CEATECなどの場合、明らかにAV家電などが中心に置かれているのに、エコエコ言ってるのに何か矛盾を感じてしまいます。
インフラとなっていく白物家電でのエネルギー消費をしっかりと抑えて、その上でAV家電である程度のエネルギーを使う、という生活にシフトできるといいですね。
AR(拡張現実)
話題のセカイカメラxヤマハのブースにサンプルとしてのiPhoneがありましたが、相当量のエアタグが配置されていました。
そこにはないはずのものがある、という感覚は実際に見てみないと伝わらないかもしれません。
見た感想としては、今はiPhoneなど限られた端末でしか体験できないので、インフラ化して誰でも気軽に楽しめるようになるかどうかですね。
「Open Air API」の予告もあったので、これからが楽しみです。
3Dテレビ
ソニー、シャープ、三菱、パナソニック、日立。東芝以外のメーカーはみんな3Dテレビ出していましたね。
個人的には興味がなくてどこも見なかったのですが、例外なく行列ができていて、みんなワクワクしたいんだと思いました。
個人的に興味がないのは、眼精疲労が起きやすい人なので、長時間見れないからです。。。
電子書籍
シャープがブース内を大きく使って宣伝してたように思います。東芝もdynapocketのブースでちょっとだけ。
まだ規格統一とかしてないんですよね。早く淘汰されないかなぁと思います。。。
デジタルサイネージ
大日本印刷のトールビジョン(仙台駅にあるやつ)。ソニーのPS3を使ったサイネージ。三菱やパナソニックのサイネージ用ソリューション。
じわじわと広がっていますね。製作→配信→表示という3段階でそれぞれのソリューションがあるので、どれを指すのかはっきりさせたい感じです。
その他
NiCTの「gCubik+i」がツボでした。
3D図鑑とか紹介してたと思いますが、あぁいうおもちゃみたいな仮想と現実をつなぐものは好みです。
富士通の未来の携帯電話デザインコンテストの結果も面白かったです。
やっぱり技術には夢が必要ですよね。
以上、何のまとめか分からないレポートでした。余力があれば追記します。
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