ヒューマンインタフェースシンポジウム2011が仙台で開催される、とのことでポスター発表をしてきました。
発表以外に、以下の発表を伺ってきました。
- 取扱説明書デザインにおけるHCDプロセスの適用
- 加齢特性を考慮したPC利用スキルの評価に対する指標の検討
- デジタルネイティブ世代の生活価値観とソーシャルメディア
- 操作性統一のためのHI設計支援手法-ヘルスケア領域の画面パターンの構築-
- 人間中心設計プロセス支援環境の提案
- システム開発におけるユーザ経験向上のためのHI流通基盤 ~企画提案段階への適用
- 大規模WebサイトにおけるUI管理手法の提案
- RIAにおける申込フォームのUI検討と考察
- 電子マニュアルにおける提示方法の違いによる機器操作の影響とその改善策
- 場所の価値発見システムの構築に向けて
- 運転訓練シナリオの難易度評価インタフェースの開発
- 住民の防災意識に依存しない避難場所情報の提供に関する一提案
- 共有知を利用した発想教育支援システムの開発
- 博物館における学び促進のための仕掛けと評価
- 実効的利用状況の記述方法についての一考察
- 文化性と地域性を考慮した人間中心設計のアプローチに向けて
個人的なベストは、「実効的利用状況の記述方法についての一考察」でしょうか。メーカー企業内部でHCDプロセスをどうカスタマイズしていくかに苦心されている様子が、生々しく語られていました。
あとは「運転訓練シナリオの難易度評価インタフェースの開発」の『認知工学的複雑度(DIUR)』(たぶん、ここ)という整理の仕方が面白かったです。原発運転員がパネルを見た時の主観的な見方を客観的に把握するための指標、とかUXの評価がうんぬんという話と繋がりそうだなぁと思いました。