裏方として参加している、DevLOVEという開発者コミュニティのイベント「HangarTalks」で、お話してきました。
●DevLOVE HangarTalks ~空を飛ぶのに、翼の1本や2本折れたところで。~
http://kokucheese.com/event/index/10836/
●発表資料
「見えないコトを見ること。一人じゃ見えないモノ。」
御礼
自分の体験を基に他人に話す、というのはなかなか難しいですね。普段は聴く側でいたので、他人に話す、ということは非常に貴重な体験になりました。セッティングや司会、会場提供していただいた方々、本当にありがとうございました。
人とのつながり
学び、デザイン、コミュニティという中で、「つながり」について考えていたことをお話しました。もちろん、独習は必要です。独習した成果を、シェアしたり、発表していくことで学ぶものがあって、相手にも刺激になる。そんな好循環が各所に産まれるといいなぁ、と思っています。
昔あったもの
地元に帰ると、伝聞の早さを体感します。何丁目の何々さんが、こんなことをした、というのがシェアされています。それは地域のコミュニティの中に地域の人がいるからで、コミュニティの力というのは、昔からあったんだろうなぁ、とかぼんやり考えるのが好きです。
ITができること
そこ(コミュニティ)に対して、ITは何ができるんだろうなぁ、と思います。ITがもつ拡散力とか、でも対面で会う時に比べて貧弱なメッセージのバランスを考えて、僕らソフトウェア開発者は何ができるんだろうと。
昔は、コミュニティに住む人と共に情報が地域に縛られていて、趣味でつながるなんてことはなかったなぁと考えています。今は、例えば「メガネ女子が好きだ」という情報は、理論上全世界に発信できて、俺も俺も!気色悪い!といった形でつながることもできますね。もちろん、メガネ女子が好きだ、という概念自体も、地域のコミュニティの外のどこかからもってきたものだったりします。
情報と身体性
情報から身体性、といったものを切り離した時に何ができるか、といったものが、これまでのインターネットだった気がします。今は潮目が変わって、やっぱり実際に会うことの価値とか、痛みを伴うような、そんな身体性の重要性に戻ってきている気がします。
便利・簡単以外に、何か面白いことできないかなー、というのがあって、その探す過程が学びだったり、作る過程がデザインだったり、存在するのがコミュニティなんじゃないかなぁ、とかぼんやり思っています。
まとめ
えーっと、何の話でしたっけ。あ、HangarTalksの話でした。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
- 作者: 福島真人,ジーンレイヴ,エティエンヌウェンガー,Jean Lave,Etienne Wenger,佐伯胖
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