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2009年10月

DCEXPOの展示を見てきました。

展示は、以下の3つのブースに分かれていました。

・ConTEX(次世代コンテンツ技術展)

→経済産業省の「技術戦略マップ コンテンツ分野」に則した研究開発の展示。

・ASIAGRAPH

→アジア全体でデジタルアートやコンテンツを競っている団体の展示。(http://www.asiagraph.jp/)

・国際3DFair

→3Dテレビや映像装置やゲームや撮影装置などの展示。

主にConTEXに興味があったので、そちらから数団体をレポします。

凸版印刷

  • 電子ペーパーサイネージ「まちコミ」
  • 127インチで消費電力30W以下というキャッチコピーが目を引きました。
  • 私の地元、仙台の地下鉄泉中央駅にて実際に実証実験しているそうです。

KMD(慶応大メディアデザイン研究科)

  • デジタル投資望遠鏡「フラヌール」
  • HT-03AのAndroid端末上で、セカイカメラみたいな感じで遠くの風景の写真をみせるアプリ。
  • 方位センサーとGPSセンサーを使い、googleの写真(picasaではなかった)を表示していました。
  •  紹介記事らしきもの

CYBERDYNE

  • Table Interface(接触検知画面インターフェース)
  • テーブル上でアナログ写真をバラバラに広げたような感じでデジタル画像を表示。
  • 複数人で触っても検知できていた。
  • 子どもがデジタル写真をクルクル回したり、テーブル上で投げてたりして楽しそうだった。
  • 紹介動画らしきもの

c-loc Software

  • c-loc Software
  • 2Dの地図に時間軸を加えた3Dの時空間マップを表示するデバイス。説明しづらいですが。
  • デモでは、ある街の1960~2001年位のデータをマッピング。ピンをタッチすると、関連する画像や動画が表示されていた。
  • もう一つのデモでは、東京の電車路線のダイヤグラムを3Dで表示していた。
  • 紹介記事

○全体を通して

  • Table Interfaceは見ていてすごくワクワクしました。タッチパネルで直感的に操作できるというのは、純粋にワクワクしますね。あれが家の机だったら一日中写真眺めてるかもしれません。
  • 凸版のようなインタラクティブでないデジタルサイネージ関連は少数でした。人の流れを見ても、タッチパネルやカメラの画像解析を上手に使ったインタラクティブな展示に多くの人が集まっていました。

「空気の港」を見てきました。

「空気の港」を見てきました。

きっかけ

id:futoshi0417さん(勝手にidトラバすいません)のブクマ感性が好きで、勝手にお気に入りしているのですが、

b:id:futoshi0417:20091010 のコメントで気になったので行ってきました。

(ちなみに、たぶん同じ大学ですよね。。。とある学年の編入クラスタですよね。。。?)

(たぶんその一つ上です。某オリエン編入の人の同研究室)

イベント概要

詳しくはこちら。

引用すると、以下のようなプロジェクトだそうです。

デジタルパブリックアートプロジェクトは、メディア技術を用いたパブリックアートの創成を目的とした研究プロジェクト

本当に、最先端のメディア技術を用いたアート作品という感じでした。

10月9日から11月3日までの間、羽田空港全体にて、19の作品が展示してあるそうです。

特定の日時には、ガイドツアーやキッズワークショップも催されるそうです。

写真など、

下記のid:cha-cha-ki:20091012:kuukiminatoを参照ください。

「まばたきの葉」

展示番号16番の「まばたきの葉」はすごく子ども向けで見てて楽しくなりました。

紙片を葉に見立てて、下から空気で吹き上げて空気の「木」をつくる作品。

写真撮りながら、その瞬間的な芸術に、ボーッと眺めてしまいました。

送風機というと単なる装置かもしれませんが、こんな遣い方で楽しめるんだと思いました。

「木陰のスクリーン」

展示番号19番の木陰のスクリーンは、ソファの上部にプロペラが回っていて、

そのプロペラを下から見ると「木」の形に光っているというものでした。

ソファのくつろぎっぷりもあって、のんびりできちゃいました。

「地上の星座」

PASMOの交通記録を参照して星座を表示するアレ、私のSuicaではできませんでしたorz

他の人のモバイルSuicaやPASMOではできていたのになぁ。

作品の連動

展示番号10~14は密集していて、複数の作品と連動しています。天井の星座も色んな動きを見せていました。

もし行かれる方がいれば、体感していただければと思います。

指向性スピーカ

特定の方向に音を流すスピーカが色んな場所で活躍。

地味にびっくりしたのは、展示番号04番の「Please Watch Your Step」です。

今までいかに漫然とエスカレータに乗っていたか気づかされました。

画像処理

展示番号02,03,1118なんかはなんらかのスクリーン(ヒモやプロペラ)に映像を浮かびあがらせていました。

どちらかと言うとレンダリング技術ですか。キレイですねー。見入ってしまいます。

展示番号09「自針と分針」は完全に画像処理分野ですね。

特定の位置に立つと、針がなかったはずの時計に「自身」が現れます。

面白いしかけだなぁと思います。

感想

久しぶりにアートなものに触れた一日でした。

アートな中にもちょっとした技術が使われていて、それを考えながら見るとなかなか興味深いものになると思います。

子どもとか女性とか、リアクションが大きい友達とかと行くといいかもしれません。(一人で行った人より

CEATECに参加してきました。

twitterでの自分の発言は id:cha-cha-ki:20091009:ceatectweet にまとめました。うわ、id記法とか久しぶりに使った。

仕事用以外で、気になったワードを小見出しにして書いていきます。

今回のテーマは何だろう

私的な感想ですが、今回のCEATECのテーマは、「エコ」と「仮想と現実の間」だったかなぁと思います。

  • 「AR(拡張現実)」(セカイカメラなどの付加情報として現実に拡張するもの)
  • 「バーチャルリアリティ」(ボーカロイドなどの仮想的な世界のものを現実化するもの)
  • 「3Dテレビ」(よりリアリティを追求した結果としての3Dテレビ)

エコ

一番分かりやすかったのは、ソニーと日立のテレビの省エネ技術でしたでしょうか。

「人間がテレビを見ていないことを検知して電源オフすることで省エネしましょう」というシンプルな発想です。

すごくエコエコしてました。

しかし、家族などに話をしてもウケが悪いんですよね。検知されないように動きたいとか、結局は「ながら見」したいとか。

パナソニックの白物家電側も直接的なエコでしたね。

こちらは、家庭内直流送電で効率的な送電をしたりなどの技術要素に加えて、それを監視する技術もつけていました。

人間って本質的には無駄遣いしたい生き物だと感じているので、機器や装置で無駄を判別してアラートをあげる意味は大きいんだと思います。

以下、個人的な感想。

家電は冷蔵庫などの白物家電のような「必要最小限のエネルギーで物質的な満足を得る」家電と、

テレビや携帯音楽プレーヤーなどのAV家電のような「ある程度エネルギーを使って、精神的な満足を得る」家電は分かれていくんじゃないかなぁと思います。

CEATECなどの場合、明らかにAV家電などが中心に置かれているのに、エコエコ言ってるのに何か矛盾を感じてしまいます。

インフラとなっていく白物家電でのエネルギー消費をしっかりと抑えて、その上でAV家電である程度のエネルギーを使う、という生活にシフトできるといいですね。

AR(拡張現実)

話題のセカイカメラxヤマハのブースにサンプルとしてのiPhoneがありましたが、相当量のエアタグが配置されていました。

そこにはないはずのものがある、という感覚は実際に見てみないと伝わらないかもしれません。

見た感想としては、今はiPhoneなど限られた端末でしか体験できないので、インフラ化して誰でも気軽に楽しめるようになるかどうかですね。

Open Air API」の予告もあったので、これからが楽しみです。

3Dテレビ

ソニー、シャープ、三菱、パナソニック、日立。東芝以外のメーカーはみんな3Dテレビ出していましたね。

個人的には興味がなくてどこも見なかったのですが、例外なく行列ができていて、みんなワクワクしたいんだと思いました。

個人的に興味がないのは、眼精疲労が起きやすい人なので、長時間見れないからです。。。

電子書籍

シャープがブース内を大きく使って宣伝してたように思います。東芝もdynapocketのブースでちょっとだけ。

まだ規格統一とかしてないんですよね。早く淘汰されないかなぁと思います。。。

デジタルサイネージ

大日本印刷のトールビジョン(仙台駅にあるやつ)。ソニーのPS3を使ったサイネージ。三菱やパナソニックのサイネージ用ソリューション。

じわじわと広がっていますね。製作→配信→表示という3段階でそれぞれのソリューションがあるので、どれを指すのかはっきりさせたい感じです。

その他

NiCTの「gCubik+i」がツボでした。

3D図鑑とか紹介してたと思いますが、あぁいうおもちゃみたいな仮想と現実をつなぐものは好みです。

富士通の未来の携帯電話デザインコンテストの結果も面白かったです。

やっぱり技術には夢が必要ですよね。

以上、何のまとめか分からないレポートでした。余力があれば追記します。

CEATECで実況してましたのでそのログを。

@yasuyukimaさんの引用botモード時に紹介している本が個人的にツボすぎるので、

ふぁぼりまくっています。本の断片的な引用をまとめツール使っちゃうのも気がひけるので、

ふぁぼったーへのリンクを貼ることにしました。今のところ52tweet捕捉しています。

今、全然本を読めてないのですが、次にこれを読みたいなぁと考えています。

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615173549

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615257208

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615357708

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615435400

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615697122

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615735587

http://favotter.matope.com/status.php?id=4615853197

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625013206

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625039025

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625101082

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625137005

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625180325

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625219119

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625266912

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625307359

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625375659

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625525878

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625569332

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625614196

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625667186

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625683306

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625807317

http://favotter.matope.com/status.php?id=4625846574

http://favotter.matope.com/status.php?id=4641097540

http://favotter.matope.com/status.php?id=4641152147

http://favotter.matope.com/status.php?id=4641230427

http://favotter.matope.com/status.php?id=4641299320

http://favotter.matope.com/status.php?id=4641520611

http://favotter.matope.com/status.php?id=4641673726

http://favotter.matope.com/status.php?id=4642048325

http://favotter.matope.com/status.php?id=4642113177

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651272579

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651305336

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651345546

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651372324

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651404699

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651523716

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651566547

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651680210

http://favotter.matope.com/status.php?id=4651714563

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669203740

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669266656

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669358030

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669413754

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669513050

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669572604

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669663183

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669736906

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669854814

http://favotter.matope.com/status.php?id=4669935196

http://favotter.matope.com/status.php?id=4670045753

http://favotter.matope.com/status.php?id=4670162464

なぜ勉強させるのか?  教育再生を根本から考える 光文社新書

なぜ勉強させるのか? 教育再生を根本から考える 光文社新書

Androidと聞いて(ガッ、組込みから来ました。

概要

参加者募集URLは、http://atnd.org/events/1594

ハッシュタグは、#tgtugでした。

一応、懇親会前の本編終了までのつぶやきは、トゥギャッターにまとめておきました。

「アプリケーション間連携のススメ」 by Takashi Egawa, an android API Expert

私自身は遅刻して行ったので、前半聞き逃してしまいました。

さらに、Androidの予習を怠っていたので、Intentとか初耳レベル。

もったいないことをしたなぁと思いました。

以下、手書きメモから。(遅刻なので、当然途中から

  • Intentとは操作の抽象的単位。
  • アプリケーションが「何ができるのか=操作」をシステムに伝える。
    1. Action
    2. URI
    3. MIME (RFC2045~2049読め)
  • ブラウザからの連携デモ
  • パトカー写真クリックで110番。消防車写真クリックで119番。
  • コロッセオ写真クリックでコロッセオ周辺のストリートビュー。
  • 中身はシンプルなHTML。
  • アンカーHTMLタグ(a)のURL部分をhref="tel:110"とするだけで電話アプリケーションが起動できている。
  • ストリートビューもhref="google.streetview:座標"とするだけで(重かったが)起動できた。
  • メモアプリのデモ。
  • text/plainのMIMEとして指定することで、テキストを扱えるアプリが起動
  • 複数あればユーザに委ねることができる
  • 絵文字入力が可能になったりする
  • 連絡先からメールを選ぶと、mailtoを扱えるアプリ一覧
  • SharedPreferences
  • ちょっとした永続化。という表現を使っていたと思います(うろ覚え
  • キーと値で保存。実態はXML。
  • モードの指定で他のアプリからアクセス可能。(実態はlinuxユーザIDによるアクセス権管理。
  • IntentのActionには標準的なActionのSENDと独自定義のものがある
  • SENDは標準的であるがゆえに開発者が予期しない連携が可能になるメリットがある
  • しかし、選択できるアプリが多くなりすぎたりするデメリットもある
  • 独自定義の場合は「合言葉」のようなイメージ
  • 話者は「IMoNi」の作者。
  • Androidアプリのランキングサイトによく載る
  • 闇アプリなので突然の仕様変更がある。
  • 新婚旅行中(おめでとうございます!)に変更があって繋がらなくなったが、対応できなかった。
  • ContentPrividers
  • 異なるアプリ間でのデータ共有方法
  • URI。Restfulな感じ
  • 利用側はパワフル。しかし公開側は面倒。
  • SharedID
  • SharedPreferencesもContentProvidersも全アプリに公開してしまう
  • 特定のアプリにのみ公開したい場合に使う。ユーザIDを共有
  • AIDL(Service)
  • 画面に依存しないバックグラウンド動作に適したもの
  • AIDL独自定義ファイル(Javaインターフェース、コールバック)
  • 連携対象のアプリはAIDLのインターフェースを知る必要がある
  • まとめ
  • アプリ間共有の方法は様々な方法がある
  • Androidで助け合おう

「Androidはこんなにヒドい」 by てんてす

  • 覆面プログラマMaskdrroid
  • 得意技はトップロープからのヌルポインターエクセプション (ガッ
  • Androidアプリが1万本を突破。有料アプリ35%
  • ゲーム、その他エンタメ、ツール系がそれぞれ1500~1800本で並んでいる
  • 抜きんでてダウンロードされるアプリは今のところない
  • Androidのヒドいところ
  • Apache2ライセンスで配布。
  • 使用配布自由。派生物を同ライセンスで提供しなくてもいい
  • クローズにしてもいい。
  • こんなの新たなビジネスチャンスの創出じゃないですか。既得権益が失われるんですよ。
  • linuxカーネルである。
  • googleと無縁だった組込エンジニアが色々な端末に乗せて遊び始めて大変なことになっている
  • 日本の優秀なエンジニアの余剰リソースがAndrodiにそそぎこまれてしまう
  • 最上位層はJava。
  • 簡単に開発できてしまう。今から習う学生ですから簡単にアプリがつくれてしまう
  • (Helloworldなアプリも多いが、上位アプリがしっかりしてればいい)
  • DlvikVM
  • 高機能だがリソースを食うJVMが比較されてしまう。Sunの人涙目。
  • 開発環境
  • eclipseプラグインまである。当然無料。ユーザ登録も必要ない。
  • 敷居低すぎ
  • Intent
  • 非常に便利過ぎてスライド1ページに利点を列挙すると、文字が非常に小さくなってしまう
  • ユーザーの目が肥えてしまい、何でIntent対応してないんだとなってしまう
  • マルチタスク
  • バックグラウンドアプリも簡単。
  • AlarmManager(要するにcron)もある
  • AppWidget(Home画面に機能を持たせたアプリを配置可能)
  • AppWidgetは簡単だよ!のデモ(コンパイルミスして結構苦労してた)
  • 関羽ウィジット。西園寺世界。
  • アプリの審査がない。変な待ち時間がない。
  • 最初に$25払うだけでいい。
  • ASE
  • アプリ上でpythonやruby,lua,perlが動く
  • NDK
  • 「パフォーマンスだけを追求したい人達」がやってきてしまう
  • OpenGLまで実装されてしまった
  • 結論「Androidはすばらしい」

Various web browsers on mobile platforms by J. Maurice (Opera Software)

  • Operaの中の人。
  • 日本語すごくうまい。けど英語でプレゼンです。
  • モバイルのwebブラウザ
  • 日本のケータイ、Android、iPhone、Samsung、Nokia、BlackBerry、PalmOS
  • スマートフォンシェアはSymbian(Nokia)が50%。RIM(Blackberry)が20.9%。iPhoneが18.7%。
  • シェアは小さいが、オープンという意味ではAndroidは注目の環境
  • モバイルブラウザ市場では、Safariがトップ。でも落ちてきている。
  • 2位のOperaは伸びているよ!
  • Kan Test(Javascriptベンチマーク)でOperaはすごくいいよ!
  • Compliance TestでもOperaは100%だよ!(他は95%程度)
  • ACID3でもOperaはすごいよ!
  • 「Opera mini for Android」...working on it. (諸事情で見せられません
  • NDK使っているとか何とか

「周辺情報検索アプリケーションLocoscapeについて」 by Akihiko Kodama (慶應義塾大学 インタラクションデザインラボ)

  • インターフェースの研究をしている
  • モバイルのそんな研究用途でもAndroidはオープン性などで優れている
  • 傾きによるズーミングを用いたアプリケーションを開発した。
  • 作者さんのサイトみたほうがいいかも
  • 従来の地図は鳥瞰図で、方向音痴な人には難しい。
  • 最近流行りのARアプリ(セカイカメラなど)は、近くの情報しか見れない。
  • その二つをうまく組み合わせる。mapの範囲の広さとARの分かりやすさ。
  • 端末の傾きによるズームというインターフェースで実現している
  • セカイカメラは向けた方向だけ。
  • locoscapeはそれと合わせて端末を「立てる」ことで奥を見れる。
  • 少し傾けると拡大。大きく傾けると先へズーム。
  • 食べログやFlickrとの連携。
  • 警察提供の事故情報の実証実験でもよい結果(避けて通るようになった
  • 姿勢を分析したインターフェース。(近い=体屈む=端末水平、遠い=背伸ばす=端末立てる)

導入

10月1日、mixi本社見学&mixiアプリお勉強ツアーが開かれるということで、参加してきました。

参加のきっかけはこちら@hiroumiさんのブログををたまたま拝見したことです。


本社見学

会議室、講義室はすべて異なるレイアウト・内装になっていました。

拝見した一部の部屋はまとめログのリンクから写真をご覧下さい。

例えば、以下のような部屋がありました。

  • 三角テーブルの会議室
    • 三社間(ex.代理店・クライアント・mixi)での打ち合わせがしやすいように
  • 壁一面ホワイトボード
  • 和室
    • 外国人にウケがいい(外に富士山が見える
  • ソファが配置してある部屋
    • 目線が下がるので、そんな雰囲気を作れる
  • 壁一面が真っ赤な部屋
    • 落ち着かないので、早く終わらせたい打ち合わせなどに

個人的には和室のインパクトがすごかったです。

別階には、リフレッシュルームのような場所があり、ビリヤード台や卓球台もありました。

mixi社の概要

以下、スピーカーは@tokudamasashiでした。

基本的には、mixiの公開している情報でした。

実際に拝見した資料とは少々違いましたが、IR資料ページ2009年度第1四半期 決算説明資料が参考になると思います。

資料6ページなどと聞いた話を総合すると、以下のような形になります。

現在の会員数は1700万人。平均マイミク数は25人。

地域で言えば、4割強は首都圏のユーザ。

年齢で言えば、20代のユーザが5~6割。

性別で言えば、5割強が女性ユーザ。

PV数は7割がモバイルで残りがPC(スマートフォン含む)。

変わろうとするmixi

今までのmixiは、よくも悪くも「日記」が中心のサービスだった。

しかし「日記」だけだと、現在の中心のユーザーである20代女性以外は使いにくい。

そこで新しい「日記」と並列のサービスとして「mixiアプリ」を推進していこうとしている。


mixiアプリ

mixiアプリは、「mixiの中」のコンテンツ。逆にmixiの外と連携するのはmixi Connect。

(mixi Connectについては、ソニーとの連携例などがある。

個人が各個人で完結する「個人消費型」のアプリではうまみがない。

マイミクを中心とした友人と楽しむ「人間関係消費型」のアプリが面白くなると考えている。

言い換えれば「ソーシャルグラフ」を利用したアプリ。

例えば、クイズ系のアプリでマイミクとランキングで競うとか。

ランキングも、17000万人の全国大会をするアプリではなく、

25人(平均マイミク数)x1700万人通りの使い方ができるアプリがウケるのではないか。

SNSの中のmixiの位置

mixiボイスはtwitterと競合しない。

twitterはpublicなつながりをもつもので、mixiはマイミク同士のつながりをもつ。役割が違う。

SNSという言葉が指すものが大きいため、ひとくくりにされるが、GREEなどとも別に競合していない。

リアル(ある意味の仮想現実)→mixi,facebook,リアル

ゲーム性の強いもの→GREE,モバげー

例えば音楽特化したもの→my spase

これらの間には壁があると考えている。

これらをふまえて、mixiアプリとしては単なるゲームではない、人間関係を考慮したものが流行ると思う。

その他

あとでかく。

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