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カテゴリ: 生活考察

このエントリーは「DevLOVE Advent Calendar 2013「現場」」の1日目の記事です。


 

■自己紹介

chachakiです。
株式会社セカンドファクトリーという会社で「エクスペリエンスアーキテクト」という肩書きで、自社製品をつくるエンジニアリングなお仕事をしています。先日、領収書を発行してもらおうとして会社名を伝えたら「セカンドパクトリー」と宛名を書かれました。そんなに私滑舌悪いでしょうか。
また、開発者のためのコミュニティ「DevLOVE」 、人間中心デザインを実践しようという仲間が学び合うコミュニティ「hcdvalue」の2つに所属しています。先日のDevLOVE現場甲子園2013の最期に「古参の〜」と紹介されたのでビックリしました。DevLOVEは2008年6月からありますが、私は2010年10月にジョインしました。hcdvalueは2011年2月頃から開始しました。もうそんなに日が経ってるのですね……

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最近色々なところに首を突っ込んで顔を出しているのですが、色々と思うことがあったので久しぶりにブログに書いてまとめておこうと思いました。
 
結論から言うと、今まで自分は10個ほど目についた他人のアラがあったら、その1つをSNS上で指摘するようなスタンスをとっていたのですが、それはもうやめて、やるんなら対面の時か、直接メッセージにでもしようかなぁと考えました。 続きを読む

私が裏方の一人として参加している「DevLOVE」という社外IT勉強会コミュニティにて、約2ヶ月の間に3つの勉強会を企画した。とりあえず、私の中で一段落したので、ブログに記しておきたい。

 間に「DevLOVE.Visualization (2013/5/13)」もやってるのだけど、これはちゃちゃき企画という感じではなく、みんなで企画してドライブしているので今回は上記3つにフォーカスしたい。
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某人とfacebookチャットで盛り上がったのでログとして残そうかと。

「繰り返し」または「反復」の重要性はみんな認識しているけど、それを聞く人のこれまでの文脈がエンジニアリングかデザインかで意味が大きく異なるのではないか、という背景的な話からしていきます。


繰り返しの種類について

http://www.infoq.com/news/2008/01/iterating-and-incrementing

http://d.hatena.ne.jp/wayaguchi/20111030/1319926043

上記のモナリザの例で示されているように、「反復的につくろう」という時にはIncrementalとIterativeの2つが存在します。これはどちらも正しいし、しかし相容れないものだと考えています。これは「全体」と「部分」に関する捉え方が大きく作用していると思います。

思想的な話に広げてみます

ざっくりと西洋思想と東洋思想に分けた時、西洋思想では部分の集合(積み上げ)を全体と捉えて、東洋思想では全体と部分は関連するものの不可分なものと捉えているように思います。一方は医療的な分野で耳鼻科、精神科、内科、外科…と分けて人間に起こる病気や疾患など「全体」を各診療科という「部分」に分けていく考え方、他方は足つぼを押すと肩こりが治った、漢方を飲んだら◯◯が治った、といった身体を分割するのではなくある「部分」の作用が「全体」に影響を及ぼしていく、といった考えであると思っています。(ここは私自身掘り下げて考えてないので、間違っていたらご指摘いただけるとありがたいです。)

上記のような考えのもとに整理すると、「Incremental」は「全体は見えないのである程度目星がつく規模の部分を作って、見て、徐々に全体を見よう」とする態度における反復であり、「Iterative」は「ある対象物のおぼろげな全体をまず見て、それが作用するものを壊さないように部分を見ていく」という態度における反復である、というのが現時点での私の理解です。


ソフトウェア開発におけるプロセスの話に縮小してみます

こういった視点から見ると、「繰り返しが大事だよ」だけでは済まない違いが出てきてしまいます。

W. ウォーターフォール(と信じられている)プロセス

ソフトウェアエンジニアリングでよく出てくるプロセスとして。要件定義→外部設計→内部設計→詳細設計→(製造…?)→単体テスト→結合テスト→総合テストといったプロセスにおいては、まず全体を把握した上で部分に分け、その部分を作ってテストし、組み上げてテストし、全体をテストする、といったプロセスを踏んでいると考えられます。

これは全体を見るという意味ではIterativeなのですが、部分から作りあげるといった部分ではIncrementalであり、どっちつかずである印象を持っています。どっちつかずというと悪い印象になってしまいますが、あるチームやマネージャの能力によって、最適な反復ができる、という意味かもしれません。


A. アジャイルなプロセス

ナウでヤングなソフトウェアエンジニアリングでよく出てくるプロセス。アジャイルなプロセスでは、設計→実装→テスト、といったプロセスというよりは組織単位で見た「学習」のプロセスであるように感じています。

それはさておき、全体を一気につくろうとするとこの学習に対するフィードバックがなくなってしまうので、必然的に問題を小さくし、部分をつくっていく方策がとられるように思います。この意味でアジャイルなプロセスの本質はIncrementalであるように思います。もちろんIterativeな要素も最近は入ってきているような気がしますが、インセプションデッキの内容を見ていると、本当に大事な本質の部分(コンセプト)を共有しつつ、分解可能な単位を見極めるための全体を見ている、という感じだと思います。


H. HCD(人間中心設計)のプロセス

たぶん一部でしか広まってないのですが、人間中心デザインという考え方がありまして…「利用状況の把握と明示」→「ユーザーの要求事項の明示」→「ユーザーの要求を満たす解決策の作成」→「要求事項に対する設計の評価」という4象限をクルクル回しましょう、というのがHCDプロセスになります。デザイン思考などでも若干の修正はあるものの、概ね同じようなものだと思っています。(※私はエンジニアなので、他にデザインプロセスというものがあれば教えてください。

これはIterativeなアプローチだと考えています。まず、おぼろげながら感じている問題意識を利用状況調査→要求事項の明示で明確化して共有し、全体を形づくります。それを解決策の作成でざっくり作ってブラッシュアップ、という形でおこなっていきます。

このプロセス自体はプロダクトデザインの領域から出てきて受け入れられているという点からすると、反復のポイントとしてはIterativeであるように思います。


I. アイデア発想のプロセス

広義のデザインにおいてアイデア発想の重要性は高くなってきていると感じています。ここはこれまで明確なプロセスがなく、属人性の高い領域だったと思います。私が強い影響を受けている石井力重さんのスライドを見ると…

(URL)

「設定する」→「拡げる」→「絞る」→「強化する」というプロセスがあるようです。他にもあるように思いますが、これだけを見ると、あるアイデアの全体像ではなく、あるテーマの周辺における全体像を出しているように思います。いや、その前に…他の図ではありがちなループ構造がありません。そもそも「繰り返し」についてアイデア発想ではどう捉えているんでしょうか。どこかで聞いてみよう…


どうプロセスの中で反復をしていくか

脱線しました。ここからはどう開発プロセスの中で反復していくかといったことに焦点をあてたいと思います。

現時点で私が持っている案としては「チームでIncrementalかIterativeかを選択する・合意して進める」かと思います。不用意に混ぜない、ということがシンプルかなぁと。どちらが正しくて間違っているというものではない以上、変に混ぜてしまう危険性があるような気がします。これはエンジニアリングとデザインの融合を仕事のテーマとしたい私としては「ぬーん」となってしまう点なのですが。

よくアジャイルの説明に、ホールケーキをつくるとしてスポンジ→重ねる→クリーム→イチゴと層ごとの部分をつくるのではなく、ショートケーキのようなスポンジ~イチゴを含んだ完成したセットとしての部分をつくる、というものがあります。(最近聞かないですが

HCDなどのデザインのプロセスは、「そもそもホールケーキ作るんだよね?だよね?」という部分に多くの時間が割かれているように思います。「お菓子をつくる→ホールケーキをつくる」の部分を指していると思います。

なので、そもそもどの程度つくろうとしている対象についてイメージがあるか、といったことがあるように思います。分からないから作るならIncrementalになるし、分からないから考えるならIterativeになるし、といった具合です。


「試作」に関する知見を整理するとよいのではないか

あとは試作についての知見の整理が必要な気がします。

そもそも試作に関する言葉もプロトタイピング界隈(そんなのあんのか)での意図がつかめてないような気がしますが、「モックアップ」(使い捨ての試作)と「プロトタイプ」(本番でも使う試作)と「スパイク」(アジャイルでいう調査用の試作)、などなどがあるように思います。「ペーパープロトタイピング」もあるので、ごちゃまぜになるのですが。

某コミュニティのメンバーがやっている研究でプロトタイピングに関するものがあるのですが、それを見ていると、プロトタイピングの手法の広がりは求める効能によって分岐していたりします。例えば検討段階でのイメージ共有であったり、もう少し進んでインタラクションを暫定的にでも確認したいものであったり。こういった試作に関する知見を整理すると、IncrementalとIterativeの違いを認識しつつも融合する一つの方法であるように思います。


おわりに

以上、モヤモヤしていたので違いを考えるために吐き出してみました。

最近はグラフィックからインタラクション、情報構造、それを考えるための組織、サービス、社会…とどんどんデザインの対象が大きくなってきているように思います。そうするとデザインであればIterativeな考え方・方法がフィットするようになっていく感じがしています。ソフトウェアエンジニアリングではどうなのでしょう。アジャイルの文脈はIncrementalを軸に、Iterativeな部分に切り込み始めている気がします。

結論

・IncrementalとIterativeはどちらも有用なアプローチであり、どちらかを選択する方がよいように思う。

・プロジェクトに関わる個人の立場からすると、反復を求められている場合にIncrementalとIterativeのどちらを求めらているのかを意識する必要がある、また、現在はどちらに傾いているのかを見極める力が必要なのではないか

・IncrementalとIterativeはどちらかを選択するのが現状の最適解に思う。しかし、試作領域の分野が進展すると、世界が変わる転換点になるのではないか

とある方から勉強会に関する相談をしたい、と言われお酒飲みながらお話してきた。最初にいただくはずだった話からは、だいぶズレた話をしてしまったようで、申し訳ないやら。でもそれなりに満足いただいたようだった。


勉強会という「型」は一緒でも、企業主催とコミュニティ主催では目的が違う。企業主催はPR・広報、人材確保など企業(組織)とヒトを繋ぐこと、コミュニティではヒト同士の繋がりをもつこと、だと私個人は思っている。


企業主催の観点からでも大変なんだなーというショッキングな話を聞きつつ、学びとは何なのか、自分に問い直しながら眠りについた。


学び続けること。学び続ける仲間がいること。自分を過大評価せず、過小評価せず、受け入れること。

2012年の抱負から

http://d.hatena.ne.jp/cha-cha-ki/20120104/ready

・UXDの実践を進める

 →75%。転職したのですごくやりやすくなった

・社会心理学を自学自習する

 →10%。ちょっと本を読んだ程度

・Androidアプリ/iPhoneアプリを1本ずつ作る

 →40%。hcdvalueのAndroidアプリで1本。iPhpneアプリはなし。


ふりかえり

今年一番大きかったのは転職ですね。某社から府中のセカンドファクトリーという会社に転職しました。ひとつは、家族の都合のために。もうひとつは、社外勉強会コミュニティで活動していたことを実践して活かしていくために。

転職活動は、結局半年間くらいやっていました。といっても、割と忙しい仕事の合間だったため、結局身にならず…最終的に最後の1ヶ月で決まったようなものでした。

その分、自分をちゃんと見つめることができた気がします。

本当に自分がやりたいことはなんだったのか。1年以上かけてずっと考えてた気がします。その代わりずっと体調不良でしたがw(今は回復しました


これから

というわけで、これからのことについて。

まず、大きな目標について。

ユーザーのためにデザインされたコトを、エンジニアサイドの言葉におとしたいです。今はユーザーのためにデザインされたことを、ユーザーインタフェースやインタラクションという形でおとされることが多いです。最近は、ビジネスサイドの言葉と繋げようという動きも大きいです。でも、もうちょっとエンジニアサイドの言葉、システムの言葉におとせるんじゃないかなぁという予感があって、それを考えていきたいです。


プライベートについて。2013年中には、今は実家に預けている娘を、こっちに連れてきたいなぁということ。これを実行するために動いていきたいと思います。


社外コミュニティについて。色々もらったものが多いので、ちょっとずつ恩返ししていきたいと思います。そういう場は、これからも必要だと思うので。


仕事について。社内で足りないと思ったものはどんどん提案していきたいなぁと思います。まずは社内でアジャイルサムライ道場を企画したので、サクッと実施していきたいなぁと。


そんなこんなで、2012年は大変お世話になりました。

2013年もよろしくお願い致します。

id:aully:20100823:1282541444

aully嬢の日記に触発されて、書いてみるとすなる。

id記法とか懐かしいわ(照

  • 結婚で生活は変わるか

私の場合、Yes。変わりました。というか変わらざるを得なかったです。いわゆるできちゃった結婚というものでしたから。さらに私の場合、結婚、出産(妻がね)、転居(地元→東京)、新卒就職(学生卒業)がほぼ同時にくるというミラクルでしたので、変わったという印象しかなかったです。

これはあくまで特殊な私の場合ですから、一般的にはそんなに変わらないんじゃないかと思います。一般論としてはNO

逆説的ですけど、結婚式ってかなり大げさですよね。私は式を挙げなかったのですが、大げさなものほど、実はあまり内容が変わらないからやるんじゃないかなぁとか思っています。何も変わらないということでする意味がある?とか考える前に、「節目」をつくる。「節目」をつくることで変わった、という実感が得られてしまう。

「結婚して変わった?」というのは「20歳になって19歳と何が変わった?」と聞くのと一緒で、あまり変わらないという印象です。

あ、でも、制度面での夫婦の優遇のされ方は異常なので、そういう意味では生活は変わりますね。

  • 結婚したら恋人気分でいられないのか

私の場合、No。いられると思います。これはまさに心の持ちようかと思います。私は結婚中の他の人への恋愛(いわゆる不倫)とかは考えられない人ですが、お互いの気持ちがちゃんと向い合っていれば、それは恋人気分ですよね。

  • 結婚をしない選択肢

Yes

ありだと思います。制度上有利だと思ったら結婚すればいいと思います。事実婚とか色々ありますしね。たぶん大変なんだろうなぁくらいにしか想像力働かないですが。

  • 結婚は何も「変わらない」のか

No

変わると思えば変わるし、変わらないと思えば変わらない。すべてはどう動きたいかなのかなぁと思います。

人として成長したり変わるタイミングの一つが「結婚」なんだと思います。

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