勝ってうれしいはないちもんめ
負けてくやしいはないちもんめ
あの子が欲しい
あの子じゃ分からん
相談しましょ
そうしましょ

きーまった

◯◯ちゃんが欲しい
△△ちゃんが欲しい 
 http://www.omocha-album.com/kyoutu/hanaiti/
 

娘と一緒にとあるイベントに行くと、 7〜8歳の子どもたちで「はないちもんめ」をしていた。
お互いの名前を呼び、じゃんけんをして、の繰り返し。

そこに、みんな名前の知らない4歳くらいの男の子が入った。
どうやら、自分の名前を言うことはできないらしい。
そうすると名前を呼ぶ場面で「男の子が欲しい」と言っていた。
 
ところで、去年、私はドメイン駆動設計に触れ始めた時だった。その流れで、オブジェクト指向エクストリームプログラミング(XP)に触れた。

私にとってのドメイン駆動設計については、増田さんのスライド群が詳しい。
http://www.slideshare.net/masuda220

誤解を恐れずに言えば、モデルとは要約で、ドメインモデルとは名付けだ。
そんな流れで、「名前をつける」 あるいは「名前を見つける」ということを昨年はずっと考えていた気がする。




はないちもんめについて。
娘に聞いてみたら、「この遊びは自己紹介も兼ねてるんだよ」という答えが返ってきた。
自分の名前を伝え、相手の名前を知ることで成り立たつ遊び。面白いなぁと感じる。

その名前は、その場面で通じればいい。

冒頭の例で言えば、娘ら最初に遊んでいたグループは、お互いをニックネームで呼んでいた。
さらに、「男の子」で十分特定できれば、はないちもんめという遊びは成り立つのであった。




さて。
私達は周りの関心事に、名前をつけられているのだろうか。
その名前は、適切なのだろうか。
関心事の変化に沿って、一度つけた名前は変えなくていいのだろうか。