今年も中途半端ながら「Deveropers Summit 2015」に参加してきた。
様々な講演の資料は順次こちら(デブサミ2015、講演関連資料まとめ)にまとまるのを待つとして、【20-C-1】ITアーキテクトの役割と責任(鈴木雄介〔グロースエクスパートナーズ〕)のセッションを聴いて考えたことをまとめておきたい。
講演資料はこちら。

抜粋すると、
 
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ITアーキテクトとして、「構造」と「プロセス」と「機能」の三すくみを考える。これは腹落ちしたし、とてもおもしろかった。
資料中にあるが、その時に「なぜアジャイルが必要だったのか」という問いを立て、それは「構造が敗北した歴史」であるとして、「静的構造」から「動的構造」への進化を例示している。

ここでは「アジャイル」や「API」、「マイクロサービス」、そして「プラットフォーム」といった開発に関する事柄からITアーキテクトの役割を考えているが、視点を少しズラして、デザインではどういった流れがあるのかを少し考えてみたい。が、デザインに対して、私は「人間中心デザイン(HCD)」 と「情報デザイン」しか知らないという偏りがある。
おそらくだが、「情報アーキテクチャ」 は構造を規定しようとしたものだと思う。そして「人間中心デザイン」は、プロセスを規定しようとしたものだと思う。
 
特にオチはないのだが、書き留めておきたい。