MBTIを用いたキャリアカウンセリング を読んで興味が湧いたので、受検してきました。

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 以下、引用でMBTIについて。
性格検査といっても、MBTIは人の性格を分類するための診断ツールではありません。性格の良し悪し、能力の高い低いを測定するものではなく、選抜や選別、評価の場面で利用することは堅く禁じられています。 MBTIでは検査の結果をあくまできっかけとして使い、ご本人がワークショップを通じて自分のタイプを検証する過程で自己洞察を深めていくことを重視しています。ですから「受検してレポートだけ受け取って終わり」ということはできません。必ずWeb受検の後に、MBTI認定ユーザーと対面でのフィードバックが必要です。 ※Web上で簡単に受検できるようになっているものは(アルファベット4文字で分類する性格診断)、この構造が破綻しており、正規のものではありません。 
同様の「結果だけ」を得るのであれば、「16類型 性格診断」あたりのワードで検索すると結果が得られるサイトが出てきます。しかし、それは本来的ではないとのことです。
私もWebで受検した結果とフィードバック後に最終的に見出した結果とでは、4項目中2項目しか合っていませんでした。そして最終的に出した結果の方に納得感(しっくりくる感)があります。ですので、安易にWeb受検の結果を見ないほうがよいと思いました。

 
フィードバックは4〜5時間ほどで行われました。最初にMBTIの概要や、MBTIの基本、固く禁じられていることなどを説明されます。目的などをしっかりとレクチャーされることで、フィードバック結果の受け止め方ができてくる感じがしました。

受け止め方をつくる段階で、MBTIのタイプについて説明されます。

  • 態度:興味・関心の方向性(心のエネルギー)…外向(E) - 内向(I)
  • 機能:ものの見方(知覚)… 感覚機能(S) - 直観機能(N)
  • 機能:判断の仕方(判断)… 思考機能(T) - 感情機能(F)
  • 態度:外界への接し方… 判断的態度(J)か知覚的態度(P)
 
ここで使われている言葉(「外向」「内向」「感覚」「直観」「思考」「感情」…)は、普段の生活で使われている意味とは異なるものとなるので、注意した方がよく、ちゃんとフィードバックを受けた方がよいです。
これらは二律背反的なものであり、「利き手」のようなものだという説明がわかりやすかったです。どちらも使おうと思えば使えるけれども、しっくりくる方がある、といった具合です。


私は最終的に「ENTP」(内向思考を伴った外向直観タイプ)であろうということが分かりました。あくまで自己分析なので、これで私はこうだからこうだ!とか言わないでください。言わないでください…

どうやら、こんな特徴があるようです。外向直観から「創造的で、新しい考えに富み、要領を得ている」「理論や、考えることを好み、好奇心がある」、内向思考から「分析的な、論理的な、理性的な、客観的な」「積極的に主張する、懐疑的な」。
また、周囲に与える印象として「独立心があり、自主性が高く、創造的」「快活で、熱意があり、エネルギッシュな」「積極的で、率直に自分の意見を主張する」があるそうです。

どうですかね?w 

今回のフィードバックセッションで気付いたのは、私自身「リーダーシップ」ということを、とある事件から抑圧していたことに気付いたことです。単に学生の時に自分には向いてないと思うことがあって、それ以来ずっと抱えているものなのですが、結局それに向き合うことを10数年避けてきたんだなーという学びがありました。ということで非常に得難い経験ができました。

このMBTIは、キッカケとしてタイプ分けをしているだけで、途中でも説明されますが、後天的なパーソナリティではなく、先天的なキャラクターを観る・深掘るためのツールです。結局は、よりよく生きるためのヒントを自分でどうやって得るかなので、向き不向きはあると思いますが、私自身の感想としてはかなりスッキリしました。


特にオチはないのですが、記録として。