世の中、「セクハラ」や「モラハラ」、「パワハラ」といった事案が多くなってきた。
多いといっても、実際は物事は度合いであるから、昔と件数自体は変わらないのかもしれない。
なんとなく許されていた、あるいは、泣き寝入りされていた事案が可視化されたことが大きいのだろう。そういった可視化は大いに歓迎されることであるし、声を上げた被害者はしっかりと保護されるべきだ。

私がこれから述べることは、この保護がしっかり為された上での話である。被害者であること自体を否定するものではないことを書いておきたい。


続きを読む